浅倉カンナがSARAMIに判定勝ちで2連敗の崖っぷちから生還【RIZIN.35】
勝った瞬間、浅倉はこの表情
「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の第6試合で行われた女子スーパー・アトム級の一戦で浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と現修斗女子世界スーパーアトム級王者のSARAMI(パンクラスイズム横浜)が対戦し、浅倉が3-0の判定で勝利を収めた。
浅倉は2017年に行われた「女子スーパーアトム級トーナメント」で優勝を果たし、RIZIN女子の中心選手となり、2018年大晦日には浜崎朱加と初代RIZIN女子スーパーアトム級の王座をかけ対戦するも一本負け。その後、山本美憂にも敗れ、王座戦線から後退するも、2019年8月から4連勝を飾り、昨年3月の「RIZIN.27」では王者・浜崎朱加に再挑戦。あわやの場面を見せたが1-2で判定負けを喫し、またもや王座獲得はならず。再起戦となった10月の大島沙緒里戦でも1-2の判定で敗れ、現在2連敗。いつの間にか後がない状況に追い込まれていた。
対するSARAMIはDEEP JEWELSを主戦場に戦い、2019年6月からはONE出場を目指し「ONE Warrior Series」に参戦。1勝1敗の戦績を残した。しかし新型コロナ禍などの影響でONE進出が困難な状況となったこともあり、2020年11月に修斗に初参戦。昨年11月に初代王者の黒部三奈を破り、王座を獲得した。