“世界のTK”こと髙阪剛が引退試合で極真世界王者の上田にTKO勝ち。戦ってきた世界の強豪たちに「ありがとう」【RIZIN.35】
上田の上段蹴りをガードする髙阪
「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で日本の総合格闘技界を長く引っ張ってきた“世界のTK”こと髙阪剛(ALLIANCE)が引退試合で極真空手の世界王者・上田幹雄(BRAVE)と対戦し、1R2分5秒でTKO勝ちを収めた。
髙阪は1998年にUFC初出場を果たすと日本人初のUFC定期参戦を実現。リングス時代にはエメリヤーエンコ・ヒョードルにTKO勝ちを収めるなど数々の強豪と対戦と対戦してきた。2006年に現役を引退し、後進の指導にあたっていたが、2015年のRIZIN旗揚げ戦の第1試合で現役復帰。対格差をものともせずジェームス・トンプソンにTKO勝ちを収めた。その後、RIZINでは2連敗を喫し、今回は2020年1月のHEATでサシャ・ミリンコヴィッチに敗れて以来の試合だった。