〈インタビュー〉iScream「全力を注いだ」ファーストアルバムリリース! MISIAカバーなどで注目度上昇中
「茉莉花 -Jasmine-」に苦戦 「結構アセアセしてました(笑)」
―― さて、リード曲「茉莉花 -Jasmine-」はすでにYouTubeでのミュージックビデオの再生回数は120万回超と注目を集めています。この曲も90年代フレーバーで、みなさんが苦戦したって口を揃える「つつみ込むように…」との関連も感じるんですよね。
YUNA:この曲も苦戦しています(笑)! リズム感ばかりを気にしすぎてしまって、想いが入ってなかったりだとか、3人ともなかなか納得がいかなくて、やり直したり。いろんな部分で格闘しました。
HINATA:レコーディングの時もこうしてって言われたことがすぐできなくて悩んだりして。アルバムのリード曲になると聞いて、本当に頑張らないとなって、私も結構アセアセしてました(笑)。
RUI:一筋縄ではいかなかったよね、リード曲ってなるとちょっとしたプレッシャーもありますし。その一方で、私は自分たちは「少しずつ成長できてるんだな」って感じた曲でもあるんです。デビュー曲の「Maybe…YES」は初恋の歌ですが、「茉莉花 -Jasmine-」は恋をして本当の愛を知ったけど好きだから不安になるという、大人になった歌詞の内容で。作品をリリースしながら曲の内容がちょっとずつ成長していってる、それが自分的に考え深く……。
―― 叫んでる愛のレベルが変わってきてる!
RUI:深みが増してきてる!(笑)
―― アルバムではいろいろな愛を叫んでいますが、13ある楽曲のなかで、自分的推し曲を教えてください。
RUI:私は、最後に収録されている「Meant to be together」です。私たちがオーディションで出会ってからデビューするまでの期間のこと、いろいろなことを乗り越えてきたけれど、まだまだこれから同じ夢を追いかけて頑張っていくっていうような、自分たちの軌跡だったり決意表明みたいなものが表されている曲なんです。レコーディングの時もメンバーの顔やファンの皆さんの顔を思い浮かべながら想いを込めて歌ったので、聴いてくださる方も歌詞をストレートに感じてほしいなって思います。
YUNA:「Eyes to Eyes」です。自分自身が今までやってこなかったパートを担当しているのもあるんですけど、女の子の好きでたまらなくて、どうしても振り向かせたくてという気持ちがすごく可愛くて。歌ってる時も出来上がった楽曲を聞いた時もキュンキュン、ドキドキでした。
HINATA:私は「Diamond」。今までのiScreamとはガラッと変わったメロウでチルっぽい楽曲で、耳に残りやすいサビがあります。曖昧な関係をはっきりさせたい女の子の心情が描かれていて、女の子自身は恋を楽しんでいて確実に友達以上なのは分かってるけど、先に進まない。あなたに触れないとダイヤモンドにはなれない、あなたが絶対必要なんだよっていう可愛い女の子の思いがこうリアルに描かれています。
―― 聴いていると、この曲はラストだなとか、お客さんのレスポンスが楽しみな曲であるとか、ライブをしている風景が浮かんでくる曲が複数あるんですが……期待していていいですか?
RUI:はい!!ライブができるように頑張りたいと思います!そして今回、初めてリリースイベントの開催が各エリアで決まっているのでとても楽しみです。たくさんの方に会いに行って、歌声とダンスを届けていきたいです!
ーーみなさんも楽しみにされていると思います。お話、ありがとうございました。
(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)