KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が挑戦者・上野勇希をバッサリ「プロレスラーとしての、人間としての薄っぺらさに尽きる」【DDT】

王者・遠藤(左)と挑戦者の上野

 これを聞いた上野は「5月1日に向けて、タイトルマッチが盛り上がってないのは、チャレンジャーの僕が薄っぺらいからだけでしょうか? 僕は本気で世界で一番面白いDDTを全力で広げたいし、盛り上げたいし、そのためにチャンピオンになりたい。竹下vs遠藤、すごかったです。僕はそれを見て、その遠藤哲哉を倒したいなと思いました。これから世界で頑張るタケ(竹下)がDDTを見たとき、無差別級チャンピオンの上野勇希が面白い試合してるな、挑戦させてもらおうかなって、僕が迎え入れるのも夢です」と反論。

 さらに、上野は「遠藤さんは挑戦者が主役なんだから頑張れよって言ってますよね。竹下vs遠藤はすごかったですよ。それは挑戦者・遠藤が頑張ったからなのか。挑戦者が主人公で頑張って勝って、それで盛り上がったのか、僕はそうは思わない。チャンピオンも挑戦者も頑張ったから、両国は盛り上がったんだと思います。遠藤さんの言葉と、僕の気持ちと合わせるなら、遠藤さんは脇役で頑張ってもらって、僕がチャレンジャーとして、主役として頑張らせてもらいます。僕が勝ってチャンピオンになって、DDTをもっと盛り上げたいと思います」と持論を展開。

 前哨戦を経た印象の変化について、上野が「試合では見てくれてるのかなって、熱も感じてたんですけど。僕には向き合ってないのかなって思います」と言えば、遠藤は「正直変わってない。チャレンジャーとしては100点かもしれないけど、チャンピオンとしては0点。チャンピオンにはなれない。DDTの未来を背負いたいと言うけど、彼はチャンピオンにはならないと思います」と言い切った。

 また、“鉄人”小橋建太氏が同王座戦の立会人となり、「WRESTLE UNIVERSE」でゲスト解説を務めることが決まった。

 なお、会見が終了しようとした際、フェロモンズ(男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴、今成“ファンタスティック”夢人)が乱入して、5・1横浜武道館で対戦する今林久弥GM(パートナーはAKIRA、マッスル坂井)を襲撃して、早くも勝利宣言をしていた。

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