山田涼介 アクション能力が高すぎて現場での扱いが雑に?『鋼の錬金術師 完結編』豪華共演陣絶賛

撮影・蔦野裕

 一方、本郷奏多は「(山田は)立体映像なんじゃないかというくらい完璧。アクションシーンも迫力があって、たくましかった。日本に山田涼介が存在しなかったら『鋼の錬金術師』映画化はなかったんじゃないかと思う」と絶賛。

 すると山田のアクション演技の見事さについて、曽利監督が「だんだんアクション監督がラフになっていって(笑)。“大丈夫ですよ、山田さんなら。ここにマット引かなくても”みたいな感じになっていた」と明かすと、山田も「だんだん雑になっていきましたね(笑)」と苦笑しつつ「現場に原作を置いて、常に参考にしながら、アクションの動きや見え方も相談させていただいた」とアクションへのこだわりを明かした。

 そんな山田にベテラン陣からも称賛の声。初共演の舘ひろしも「躍動しているというか素晴らしい俳優さんだと思いました」。親子役を演じた内野聖陽も「1作目から見ていましたけど、自分の役を身に着けて自由に演じている。山田くんってけっこうフェミニンな魅力もあって、わが息子ながら色っぽいなと思っていました(笑)」とほめつつ笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、渡邊圭祐、水石亜飛夢、舘ひろし、山本耕史、栗山千明、佐藤隆太、内野聖陽、曽利文彦監督。

『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は5月20日より『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日より公開。