“無我”西村修が“邪道”大仁田厚と合体し「ファイヤープロレス」4・30松江&5・1広島で電流爆破デスマッチに初挑戦
大仁田が「普通の試合はときどき出ておられるけど、(文京)区議会議員をクビになるとか大丈夫ですか? 僕と出ることでマイナスになって、(次の選挙で)票が減るかもしれないですよ」と言えば、西村は「今のところそんな規則はないです。票に生かしていきたい」と返した。
ここで、ポーゴが会見に乱入し「オイ、西村! 俺と組むんじゃないのかよ? こんなヤツと組むと、余計に嫌われるぞ。まずミスター・ポーゴ、知らねぇって顔が気に入らないんだよ。俺は日本で唯一、俺は火を操れる人間だ。黒焦げにしてやるからな。今ならこっちに付けるぞ。頭下げたら組んでやるよ」と挑発するも、西村は「会ったことも戦ったこともない相手です。私が心を真っ白にさせてあげましょう」と泰然自若。すると、ポーゴは「パートナーが強力がどうか分かんねぇけど、俺一人で十分だ」と吐き捨てて去って行った。
大仁田は「西村さんが入ることで、もう1回爆破のグレードが上がる。高山(善廣)選手、曙選手、長州(力)さん、天龍(源一郎)さんが入ったように」と話すと「無我は全く分からない。レスリングスタイルをマネしようとも思わないし。ただ無我の世界から邪道の世界へ入ってくれたことは大歓迎。体感していただいて、今後、大仁田、西村のタッグが世界に行ければいい。たぶん西村さんも入った途端に好きになるんじゃないかという予感がする」と笑みを見せた。
対戦相手のポーゴについて、西村は「何人ポーゴさんがいるのかも分からない。相手も未知だし、すべて未知。いろいろ高まるばかりです楽しみにしててください。チャボ・ゲレロさんも無我に何度も招へいさせていただいて、そのなかで大仁田さんの思いも高いところにありますから」と語った。