初代フライ級王座決定トーナメント準決勝で田丸vs空龍戦がバッティングで無効試合に【RISE157】
バッティングで鼻骨骨折の傷を負った田丸(撮影・堀田真央人)
対する空龍は現在17歳の広島在住のファイターでプロ戦績は8戦7勝(3KO)1分。昨年9月にはKNOCK OUTに参戦し「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座決定トーナメント」に出場するも1回戦で優勝した花岡竜と対戦し判定負け。これが9戦目でプロ初黒星だった。昨年11月からは「DEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント」に参戦しKING TSUBASAを破り決勝進出。3月に行われた決勝では塚本望夢に破れ王座獲得はならなかった。
試合は1R、ともにローの蹴り合いからパンチの打ち合いに移行したところで空龍の頭が田丸の鼻に当たるバッティング。田丸のダメージが大きくドクターチェックが入ると鼻骨骨折で試合続行不可能との判断。1Rが終了していないことからノーコンテストとなった。
試合の扱いについてはいったん「主催者預かり」となったが、大会終了後の会見でRISEの伊藤隆代表が「再戦を組んでから王座決定戦を組んでいきたい」と話している。