勝村周一朗が5・3後楽園での“ガンプロ純血タッグマッチ”に向け意気込み「“次の挑戦者は勝村”って思ってもらえるような戦いをしたい」
――5・3後楽園では石井&岩崎vs勝村&渡瀬の純ガンプロ対決が組まれましたが、いかがですか?
「もともと大谷(晋二郎)さんが入っていたカードで、僕は別のカードに入りそうだったんですけど、大谷さんが欠場になって。代わりに誰が入るのかな?と思っていたら“ここは純血ガンプロの試合を組みたいから、勝村さん入ってくれ”と言われて。一瞬考えたんですけど、そこに自分が呼ばれたのはうれしいし、純粋にガンプロの4人で後楽園でできるのはうれしい。頑張んなきゃいけない。大体、後楽園って、そこに向けてテーマがあって、外敵とやることが多かったんです。そんななかで純粋にガンプロのみんなと戦える。大谷さんがいれば、大谷さんのガンプロ復帰戦という違う意味合いのカードになったと思うんですけど。ふだん通りのガンプロを大舞台で見せられる。いいメンバーなんで、いいとこ見せようとみんな考えてると思うんで。いい方向に回って“ガンプロすごいな”って“ふだんからこんな戦いをしてるんだ”とたくさんの人に見せたいと思ってます」
――勝ち負けも大事ですが、それ以上に「これぞガンプロ!」だという試合を見せたいという気持ちが強いですか?
「そうですね。石井とも岩崎とも、それぞれシングルでも何回もやってるし。決着つけて、自分の実力を見せたいというのもあります。多分、4人が4人ともそう思ってると思う。だから必然と熱い戦いになると思います」
――このメンバーだと、大家健代表の熱さとは違う熱さだと思うんですけど、どの団体より熱い戦いをしている自負がありますか?
「ガンプロというと、大家健、今成夢人というイメージが強いと思うんです。その2人とは結構かけ離れてる側の4人になると思うんです。いろんな熱さがあると思うんで。大家健、今成夢人とは違う熱さ、こういう熱さがあるんだという戦いを見せたい。この4人が、ほかの団体に負けてるとは一切思わないんで…」
――パートナーの渡瀬選手は昨年11月下旬にDDTから移ってきましたが、彼のファイトぶりはいかがですか?
「彼はガンプロに来てよかったと思います。自己主張ができるようになったし、結構ほかの人からも、会場で会うと言われるんですよ。“渡瀬よくなったよね”って。アイツのやりたいプロレスを思い切ってやってるから。この前(4・9新木場)の大家健とのシングルもそうだし。これがアイツのやりたいプロレスだったんだろうなって、見せてもらったんで。今回、石井、岩崎は格好の相手。俺もこんなこと考えるようじゃ、ちょっと年だなって思うけど、渡瀬のいいところが出るようにサポートもしつつ・・・。この4人に入ると、渡瀬が一番実績で劣ると思うんで、ちょっと厳しいんじゃないかって見てる人もいると思うんですけど。もちろん俺も取りたいけど、ここで渡瀬が取ることがあったら、これからのガンプロの流れも変わると思う。期待はしてます。ここでさらに化ける可能性があるかなって」