勝村周一朗が5・3後楽園での“ガンプロ純血タッグマッチ”に向け意気込み「“次の挑戦者は勝村”って思ってもらえるような戦いをしたい」
――5・3後楽園では高岩vs今成のタイトルマッチが組まれています。7月10日の大田区でのビッグマッチに向けて、この一戦がどうなるかは気がかりですか?
「気がかりですよ。高岩さんが絶好調だから、数年前よりさらに上がってると思うんです。高岩さんはガンプロの外敵というより、象徴とまではいかないけど、ガンプロの強さ=高岩さんになってると思うんです。そこを僕らのなかで誰が倒すのかというテーマがあると思うんです。今、今成が勢いがあるから面白いと思うんですけど、そうは言いつつ、この前(4・9新木場)の前哨戦とか見てると、高岩さん有利だと思うんです。それを考えると、なんとなくいろんな人の頭のなかで“誰が高岩さんを止めるのか?”“今成の次の挑戦者は誰なんだろう?”と思ってる部分ってあると思うんです。ここで今成が獲ったら、ガンプロの世界がどう変わっていくんだろうっていうワクワクはありますね」
――昨秋に開催された「ガンバレ☆クライマックス2021」(初代ガンバレ王座決定トーナメント)で勝村選手は準決勝(昨年11月23日、東京・成増アクトホール)で高岩選手に敗れていますが、いよいよ次は自分がってことが頭をよぎったりはしますか?
「トーナメントでは僕が準決勝で、決勝が今成。大家さんが初防衛戦の相手だった。今回、決勝でやった今成が行くんで、ここでダメなら俺かなという思いはもちろんあります。ただ、みんな狙ってると思うんです。それこそ石井、岩崎は狙ってると思うんです。石井、岩崎が高岩さんと戦う姿を僕も見たいし。そうなったらガンプロが盛り上がるのかなとは思うけど、やっぱり一レスラーとして、あの強い高岩さんを止めるのは俺かなって思ってます」
――ガンプロの人間としては今成選手が獲ってくれればいいというのはあると思いますが・・・。ダメだったら自分が行ってみたい、それが仮に大田区という大舞台だったらとの気持ちはありますか?
「ありだと思います。それこそ今回やる4人、全員が次期挑戦者になり得る4人だと思うんです。そこでしっかりアピールして。4人のなかで、ファンの人が“これ次、勝村だわ”って思ってもらえるような戦いをすれば・・・。そういう機運を高めたい。大田区は勝村に行ってもらうしかないというような」