藤あや子が還暦ビキニに照れまくり「恥ずかしい……」写真集『FUJI AYAKO』発売

 演歌歌手の藤あや子が30日、都内で写真集『FUJI AYAKO』(講談社)のフォトセッション・囲み取材に登場した。

デビュー35周年記念写真集『FUJI AYAKO』(講談社)を出版した藤あや子

 昨秋に沖縄県の石垣島と千葉県のスタジオで撮影され、自身の還暦とデビュー35周年記念として出版した写真集『FUJI AYAKO』は、発売後に即重版するほどの人気。写真集の出版は30代に一度出して以来2冊目となる。

「久しぶりの囲み取材ということで気合を入れて、今日は天気もよくなるという予報だったので初夏らしいさわやかな衣装を選びました」というホワイトとベージュのセットアップで登場した藤。黒のビキニ姿で岩場の前に立つお気に入りショットについて「海辺で夕日を撮影する前に岩場がありまして、スタッフの出版社の男性から“あそこに立ってほしい”と言われました。女性スタッフは全員“えーっ、あんなところで撮るの”と全否定したんですけど、ひとつくらい言うことを聞いてあげようと立った瞬間を撮ったものです」と笑顔に。

 当初はフォトエッセイの予定だったが「掲載する写真を撮っているうちにスタッフが“いいんじゃない?”と盛り上がってくださって。“フォトエッセイの大きさじゃもったいない”という話から、思わぬ写真集に発展してしまった感じなんです」と本人も予想外の出版だったことを告白。

 撮影中は「まな板の上の鯉の状態でどうぞお好きにというか、言われたまんまに動く感じ。自分を作ることもなく自然体で、今回は素のままの自分を出すことができました」といい、その出来栄えに「年齢的にもちょうど還暦を迎え、女性というのは還暦を迎えてもなお輝き続けられるんじゃないかというのがテーマ。日頃、私のやっていることが写真集の中で表現できたんじゃないかと思います」と自信をのぞかせた。

 意外なエピソードを聞かれると「水に濡れるのがすごく苦手で……秋田出身なので泳げないんです。海に浸かるシーンはとにかく怖くて、水面に顔だけ出して浮かぶショットは“うわっ、怖~”という感じで子鹿のように震えてました」とおちゃめな一面も。

 出版前は夫から「まさかポロリするの!?」と言われたという藤だが、出来上がった写真集は「倖田來未さんは“エロかっこいい”だけど、これは“艶かっこいい”だね」と褒められたことを明かし、娘と孫の反応は「“大したもんだね~”と。他人事ですね(笑)」。

 改めてこの写真集の点数を問われた藤は「今回はすごく大好きな浅井(佳代子)先生が撮ってくださって、女性ばかり気の合うメンバーで撮影できた作品なので大満足していますし、還暦を迎えて一生懸命考えて生きてきた証ができてすごくいい記念になりました。点数をつけるとするならば120点でございます!」と断言した。

 フォトセッションでは報道陣のリクエストに答えてお気に入りショットのページを開くと、ちょうど隣のページにビキニのお尻が出てきて「恥ずかしい……」と照れまくるひと幕も。「私ではなく、スタッフさんのお気に入りなんですよ。私は全部のページがお気に入りです」とPRしていた。

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