”あざと”の新ミューズ休井美郷が美にストイックになれる理由と、あざとボディを作るコツ

 

“あざと”は女性のためでもあり、男性のためでもある

 6月発売のファースト写真集は、予約開始から話題に。先行カットとして公開された「ドーナツブラ」写真は注目を集めている。

 「31歳の自分が出せる最大限の色気が出せたんじゃないかなと思っています。昔からの悲願の一つだったので『夢叶ったじゃん!』ってすごくうれしくて。攻めたカットも、自分から脱げるところまで脱ぎたい、とお願いしたんです。自分と同世代の方、少し下の方が、私を見た時に、希望を持てたらいいのかなって。だって昔の自分にも、がんばったらここまで絞れるんだよって言ってあげたいもん」

いち恋愛リアリティショーの参加者から、タレントとして成長しつつある彼女だけど、目線は常に一般女性寄り。だからこそファンからの信頼も厚い。

「写真集や人生のイベントごとでの自分って、一生残っていくじゃないですか。そこにいる自分が、自分が満足いかない自分でいいの?という自問自答があるんですよね。でも、嫌やなって思うから、がんばるしかないっていう。今日はやりたくないって日があっても、今日やらなかったらきっと明日もやらないから、と思ってやるしかないと思い込みました。

 でも我慢ばっかりするのはストレスなので、高カカオのチョコレートを食べたりとか、低糖質のパンを食べたりとか、好物だけど健康的なものには惜しまずお金を使いましたね。食事にストレスはかからないように調整もしました」

ブランドアンバサダーを務めるスキンケアブランド『tui』のポップアップショップで。

 20代前半で、一度はアイドルの夢を諦めたこともある彼女。挫折を知る人間だからこそ、巡りきたチャンスに対して貪欲にがんばれる部分もあるのかもしれない。

「写真集はスタイルブック的な要素もあるので女性も楽しめると思うんですけど、お風呂シーンなど露出の多いカットもがんばったので、男子にも喜んでもらえるといいなと思ってます。あざとは女子のためだけでなく、男性のためにもなると思っているので、男女問わず楽しんで欲しいですね。ずっと我慢してたワインを飲んで、顔が赤くなってるカットも楽しかったな」

 写真集のスタッフは全員女性で、仕事では全く出会いがない、とも笑って話していた。番組では結婚に至れなかったが、今最高に美しい美肌と作り込んだ身体を持つ彼女。最後に、結婚に対しての意識も聞いてみた。

「撮影の時、スタッフルームでは皆さんの恋バナを聞いたりしていて、既婚の方の話を聞きながら自分も参考にしたい部分を考えていました。友だちとだと相談を受ける側だけど、大人の恋愛話を聞くのも楽しかったな。先輩の話を聞いて、結婚に憧れる気持ちも大きくなりました」

 30代になっても、なりたい自分になれるということをその身で証明してくれている休井。きっと恋愛でも、自分らしさの兼ね合いを見つけながら頑張れるのだろう。結婚報道がニュースを賑わせる日が来るのも、そう遠くないのかもしれない。

 休井がアンバサダーを務める「tui」のポップアップショップが、5月4日まで渋谷スクランブルスクエア6階で開催中。

(取材と文・ミクニシオリ)

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