大沢文也が悲願の王座獲得でジムの寺島輝と龍華に感謝の言葉。そして最後は「俺が負けるとか言ってた選手、みんなクソくらえ!」【Krush.136】
大沢の右ストレートが炸裂(撮影・蔦野裕)
2人は2020年12月のK-1両国国技館大会で対戦し、その時は瓦田が延長にもつれ込む接戦の末、判定で勝利を収めている。瓦田はその後も白星を重ね、昨年7月と9月に行われた「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」を制しベルトを巻いた。しかし今年2月のK-1東京体育館大会では篠原悠人に敗れ、連勝が8でストップ。今回はそこからの再起戦。大沢は瓦田に敗戦後、川﨑真一朗に判定勝ち。そしてK-1ではかねてから熱望していた卜部功也戦が実現。前戦は弘輝に判定勝ちし今回のタイトル挑戦につなげた。
今回のタイトル戦にあたり大沢はこれまでの足を使ったアウトボクシングスタイルではなく、足を止めての打ち合いを予告。その言葉通り大沢は1Rから前に出て右ロー、左フックを放っていく。瓦田の蹴り足をキャッチしてからのパンチを放ってしまい、注意を受ける場面も。瓦田もパンチで応じるが大沢はバックステップでかわしたり、距離をつぶして威力を半減させたりと高いディフェンステクニックを見せる。ラウンド終盤は飛び込んで左ボディー。