“絶対王者”佐々木大蔵が寺島輝を相手に3度目の防衛戦「先を見ていると足元をすくわれる」と警戒【Krush.138】

王者・佐々木大蔵(左)と寺島輝

「Krush.138」(6月17日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が5月1日、都内で開催された。

 スーパー・ライト級王者・佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)を相手に3度目の防衛戦に臨む。

 佐々木は2020年2月に鈴木勇人から王座を奪うと近藤拳成、平山迅を相手に防衛に成功。この間、K-1のリングでも盤石の強さを見せ、王座奪取前からの連勝を「9」に伸ばしている。今年2月のK-1東京体育館大会でヴィトー・トファネリに判定勝ちを収めて以来の試合となる。

 寺島は前日にKrushライト級王座を獲得した大沢文也の同門。幼少より極真空手を始め、高校では伝統派空手を学び、第21回K-1アマチュアチャレンジAクラス-65kgで優勝するなどアマチュアで実績を積み、2019年にプロデビュー。デビューから4戦4勝(3KO)の星を残し、2020年3月には山崎秀晃との対戦のチャンスを手に入れるが、山崎の壁は高く2RKO負け。続く再起戦でもTKO負けを喫し足踏みするも、その後2連勝。前戦では前王者の鈴木を破り今回の挑戦にこぎつけた。

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