“筋肉アイドル”才木玲佳がリングに別れ。「引退撤回しようかなって思ってしまうくらい楽しくて…」【東京女子プロレス】

リングに別れを告げた才木

 続けて「引退するつもりで、このリングに来たわけですけど、引退撤回しようかなって思ってしまうくらい楽しくて。だけど引退を決意したのも、悩みに悩んで決めたことだし、0か100かしかできない私の性格だから。ケジメをつける意味でも、今日私は引退します。実質3年半という短いレスラー人生ではあったんですけど、そのほとんどをこの東京女子でお世話になって、プロレスを好きにならせてくれたのも東京女子でした。離れてる間も仲間だと思ってくれていた選手も多いし、引退するって言ったときに快く承諾してくれた、懐の深さと愛情の深さ、こういう東京女子だからこそ、私はこれからも大好きです」とあいさつし、10カウントゴングを聞いた。

 バックステージで才木は「3分、あんなに短いんだって驚いたり。有栖とはもっとやり合いたかったけど、悔いにはしたくないので、最後に手を合わせることができてよかったです。デビューして1年ちょっととは思えない動きで、後輩として誇らしい存在で、これからの活躍に期待したいです」と遠藤を評した。そして「たとえば月イチとか、たまに参戦とか、そういう形ができないたちなので。やるってなったらガッツリやりたい。となると、ケガの怖さだったりも感じる部分が出てくるだろうし。ほかの仕事との兼ね合いで心揺さぶられましたけど引退しました。東京女子は大好きな存在なので、何かしらの形で関わっていけるなら本望です」とコメントした。

東京女子プロレス「YES! WONDERLAND 2022~夢の翼を広げ~」(5月3日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
〈王者組〉坂崎ユカ&○瑞希(13分53秒、キューティースペシャル)乃蒼ヒカリ●&角田奈穂〈挑戦者組〉
※第9代王者組が4度目の防衛に成功。

◆第二試合 エキシビションマッチ 3分
才木玲佳 vs 遠藤有栖
※エキシビションマッチのため勝敗なし

◆第三試合 20分一本勝負
上福ゆき&○桐生真弥(10分9秒、逆エビ固め)猫はるな&鳥喰かや●

◆第四試合 15分一本勝負
○鈴芽(5分46秒、片エビ固め)長野じゅりあ●
※リングアベル

◆第五試合 20分一本勝負
辰巳リカ&渡辺未詩&○荒井優希(13分41秒、片エビ固め)愛野ユキ&らく&原宿ぽむ●
※Finally

◆セミファイナル 20分一本勝負
○山下実優&伊藤麻希(15分2秒、片エビ固め)志田光&宮本もか●
※Skull Kick

◆メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉○中島翔子(14分29秒、エビ固め)ハイパーミサヲ●〈挑戦者〉
※ダイビング・セントーン。第10代王者が2度目の防衛に成功。
<<< 1 2 3