通常開催は2年ぶり!川崎でGW恒例の大沖縄文化祭「はいさいFESTA 2022」

 川崎市の複合商業施設「ラ チッタデッラ」周辺にて、首都圏最大級の沖縄イベント「第19回はいさいFESTA 2022」が行われている。伝統芸能「エイサー」の演舞や野外フリーライブ、グルメ屋台・物産展など沖縄の音楽・グルメ・文化が満喫できる恒例イベント。近年は新型コロナウイルスの影響で延期や規模縮小が相次ぎ、コロナ下前と同規模での「はいさいFESTA」開催は2年ぶり19回目となる。初日の川崎に本紙グルメ記者が突撃した。

川崎「第19回はいさいFESTA 2022」でエイサーの演舞を行う「なんくるエイサー」

 JR「川崎駅」東口から徒歩5分。チネチッタ通りに到着すると食や物販の屋台、開催を待ち侘びた人々の熱気であふれている。川崎市や近隣の鶴見区には古くから沖縄県出身者が居住し、川崎市と那覇市は1996年から友好都市となるなど沖縄との関係が深い。そうした背景からスタートした「はいさいFESTA」は、“本物の沖縄文化を体験できるイベント”として人気を博している。

 開催期間中は連日、JR「川崎駅」東口広場にて沖縄伝統芸能「エイサー」の演舞を開催。初日の1組目は創作エイサーを得意とし、渋谷や新宿を拠点に活動する「なんくるエイサー」が登場した。団体としても実に2年ぶりの演舞は、コロナに配慮して大太鼓(うふでーく)と締太鼓(しめでーく)を中心とした小規模の隊列ながらも、力強い太鼓のリズムとダイナミックな動きで観客を魅了。ラストには観客も一体となって手拍子を送り、まさに“ちむどんどん(胸が高鳴る)”するひと時となった。

「エイサー」の演舞は日替わりで6組の団体が12時30分~と15時30分~の2回公演(6日は休演)、観覧無料。

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