フライ級ムエタイWGP出場の内藤大樹がスーパーレック、ハガティー、ロッタンを破っての完全優勝に意欲【5・20 ONE】
ここまでONEで5勝1敗の戦績を挙げGP出場を果たした内藤(右)(🄫ONE Championship)
初戦はスーパーレック・キアトモー9と対戦
今回のグランプリについては「いよいよ来たか、というか、ようやくタイトルを獲得できるチャンスが巡ってきたなと思いました。世界の強豪といわれるメンバーが8人そろった。ここを勝ち抜けば世界チャンピオンと胸を張って言えると思う。自分としてはすごくうれしかった。このメンバーの中で優勝を争うことができて良かった。トーナメントをやっても中途半端なメンバーだったら意味ないなと思っていたので、やる気が増してます」と腕をぶす。
1回戦で対戦するスーパーレックについては「日本の格闘技ファンの中でも有名。勝ちに徹した負けない戦い方をする選手というイメージ。あとはミドルキック。蹴りのスピードは速いと思うが、自分の蹴りもスピードに関しては負けてないと思っていて、どんな威力なのか、どんなスピードなのか受けるのも楽しみ」と語る。
スーパーレックが内藤戦について「90%勝てる」と発言していることについては「全然何とも思わない。そんなに差はないと思っている。パンチの威力とか蹴りの痛さは自分のほうが上だと思う。純粋なムエタイをやり合えばスーパーレック選手のほうがうまいかもしれないが、ONEムエタイに関しては自分のほうが上。やってみれば向こうも分かると思う。味わったことのない痛みを感じると思う」と攻略に自信。その自信は「オープンフィンガーグローブは薄いし、自分のパンチは見た目以上に痛いとか固いパンチと言われる」という理由から。