フライ級ムエタイWGP出場の内藤大樹がスーパーレック、ハガティー、ロッタンを破っての完全優勝に意欲【5・20 ONE】

ロッタンに対しても「強いが、みんな高く評価しすぎ」と臆するところはなし

　またスーパーレックの「90％」に対して内藤は「全員そんなに差はないと思っている。1回戦の相手が決まっているが、それに向けてどれだけ準備をしたか、対策をしたかというところで差が出てくると思っている」と冷静に分析。それは現ONEムエタイフライ級王者のロッタンにもあてはまる。

「RISEでの（那須川天心との）試合でみんな衝撃を受けたと思う。自分もあの試合を見て“こんなタイ人がいるんだ”と衝撃は受けました」とその強さは認めつつも「ロッタンが強いということはもちろん認めますが、ではONEでKO勝ちがあるかといえばそんなにない。特別な武器が何かあるかといえば意外と全部平均。うまいがずば抜けたものがあるかといえばそうでもない。ロッタンが一番強いのはハートの部分。メンタルがメンバーの中でずば抜けている。強いですけど、みんな高く評価しすぎなんじゃないかと思います。それによってみんな先にメンタルをやられちゃっている。圧力で下げられたりとか。あんまり評価しすぎたらダメだなと思いました。今回のトーナメントのメンバーを聞いて、強いことは認めたうえで、大きく見過ぎないということはテーマにしています」などとロッタンに対しても臆するところはない。