朱崇花がMAOとのコンビで女子初のKO-Dタッグ獲り宣言。王者・高梨は「防衛してCDKの価値を高めてワールドツアーを!」【DDT】

王者組のクリス・ブルックス(左)と高梨将弘

 王者組の高梨は「楽しみな対戦相手。5・1横浜大会でマイクを持ったときからワクワクすると言ったんですけど。2度ほど前哨戦で戦って、その気持ちは変わりません。何度でも戦ってみたい相手です。ミックストチームで獲ったら快挙だとおっしゃっていて。実際、自分も昔さくらえみさんと組んで挑戦して負けてしまった過去があるので、すごいことだなと思うし。彼らがベルトを巻いたら、新しい景色だったり、そういうのも可能なのかなと思う半面、それにはベルトは必要なのかなという気持ちがある。MAO選手と朱崇花選手はベルトを持ってない自由な戦いのほうが面白いものを見せていってくれるんじゃないかと思ってますんで。KO-DタッグのベルトはCDKが持って動いていったほうがいいと確信しております」と話した。

 さらに、今後について、高梨は「勝ったらワールドツアーをやりたい。ちょっと前ならできなかったこともできるようになってきてるんじゃないかと。本気でそちらのほうにも動いていきたい。そのためにも防衛して、CDKの価値を高めていかないとなと思ってます」と続けた。

 クリスは「今朝、タケシタ(竹下幸之介)のAEWでの試合を見て、すごく感情を揺さぶられました。今タケシタが米国でたくさんの注目をDDTに向かせて。そういった人たちが初めて見るDDTの興行が22日になるので、そこでタッグタイトルをやることにプレッシャーを感じている。この3人はDDTの素晴らしさを伝えられるメンバーだと思ってます。アスカ(朱崇花)選手が言う女性初のKO-Dタッグ王者というのはジェンダーの壁を取っ払う戦いを見せることができて、たくさんの人に注目してもらえると思います。私が初めて日本に来たとき、アキト(彰人)とアスカ選手のシングルを見て衝撃を受けた。MAOはどんどんDDTの姿勢を表現している。タカナシさんはDDTの歴史を歩んできてる。こういう人たちがいるから、DDTの現状のベストを見せられる。プレッシャーと注目があるなかで、やることに生きがいを感じるし、CDKという存在価値を高めていくためにはベルトがないというのは考えられない。しっかり防衛して、DDTにCDKありというところを見せたい」とベルト死守を期した。