朱崇花がMAOとのコンビで女子初のKO-Dタッグ獲り宣言。王者・高梨は「防衛してCDKの価値を高めてワールドツアーを!」【DDT】

挑戦者組のMAO(左)と朱崇

 王者組はトリッキーな戦法も使うが、MAOは「3年前の大田区、CDK対ムーンライト・エクスプレス(MAO&ベイリー)という非常に速い試合を経験してる。高梨さんとは酒呑童子の頃から戦ってきてるし。強さも重々承知してる。そういうスタイルだと分かってるんですけど、僕たちの瞬発力というか、ある意味、変なノリで乗り切れちゃうかな」と述べると、朱崇花は「そうだよね。私は作戦とかないから任せた」と発言。MAOも「作戦とか本当にないんで、その場のノリで全部やっつけます」と同調。

「自信がある」との根拠について、MAOは「圧倒的存在感に尽きます。僕はここ2~3カ月、存在感という言葉に縛られて生きてきたんですけど、朱崇花の存在感もとても素晴らしいものがあるので。第六感がはたらくんです。過去に戦ったり、組んでみたりした経験があるので、そういったなかで絶対朱崇花とだったら獲れるなって。5・1横浜でUNIVERSALをかけて戦ったのが一番大きいですけど、それに至るまでの前哨戦とかも含めて、いけるなという確信をもてたんです」と自信満々。

 挑戦者組はタッグとしての経験が浅いが、高梨は「CDKも組んでる期間は、3年前にムーンライト・エクスプレスとやってた頃からなんですけど。実際、DDTのリングではそんなにやってないんです。MAO選手は朱崇花選手のことを一歩引いてるみたいな表現をされてたんですけど、戦った印象としては引いてるというよりガンガンくるタイプ。試合権利がなかった自分たちに目で威嚇してきたり、戦う気持ちが前に出てくる選手なんだというのがすごくあった。そこの部分を逆に自分たちはどう誘導していくかを考えて試合したいと思ってます」とコメント。

 クリスは「突然組んで化学反応を起こすこともある。彼らがずっとリングではないけど、フレンドシップがあるのは知っていたので。そういうものが合わさることで一気にタッグチームとして飛び跳ねる部分があると、彼らが教えてくれるかもしれない」と警戒していた。

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