フライ級ムエタイWGPで内藤がスーパーレックに無念の判定負け。ロッタンはスミスを圧倒し準決勝進出【ONE 157】

スーパーレック(右)の強烈な右ミドル(©ONE Championship)

 2R、ともに右ローからスタート。内藤の左インローがローブローとなり一時中断。再開後もローを交換。首相撲でも強さを見せるスーパーレックだったが、内藤も負けずに対抗。スーパーレックの右ハイからのヒジ打ちはバックステップでかわす内藤。右ローで内藤の左足が赤くはれてくるとスーパーレックは一気にプレッシャーを強め、オープンフィンガーグローブのすき間から右の縦ヒジをねじ込むと内藤が眉間から出血。内藤もローで反撃もスーパーレックの前進を止められない。

 3Rも序盤からプレッシャーを強めるスーパーレックは強烈な右ローから大振りの縦ヒジ。スーパーレックの右インローがローブローとなり一時中断。再開後、スーパーレックの右ミドルに内藤も右ミドルを返すが、常に先手はスーパーレック。スーパーレックは組み付くと首相撲からヒザを打ち込んでいく。やや疲れが目立つ内藤。それでもパンチから右ミドル、左フックからのパンチのコンビネーションを見せるも、左足のダメージが深いか大きなダメージを与えることはできない。スーパーレックは最後までプレッシャーをかけ続け、ヒジ打ちを放っていく。

 試合は判定となり3-0でスーパーレックが勝利を収めた。