東京はやっぱりおいしい! 有明で22日まで食のフェスティバル

 

 東京の「食」の魅力を国内外に発信する春の食フェスティバル「Tokyo Tokyo Delicious Museum(トウキョー トウキョー デリシャス ミュージアム)」が、台場のシンボルプロムナード公園とTFTホール500で22日まで行われている。

 シンボルプロムナード公園は、石と光の広場は食事、花の広場はスイーツといった具合に大まかに分かれていて、いずれのエリアも中央に飲食スペースがあり、それをぐるりと囲むかたちで飲食や物販のブースが並ぶ。

 石と光の広場には、グルメガイドの星付きなど世界的に評価の高い都内のレストラン「東京で最高のレストラン」5店舗、寿司や割烹、鰻など「世界に誇る和食」12店舗、アジアや南米まで各国料理が味わえる「東京で味わう世界の食」8店舗。花の広場にはかき氷やジェラードなどのキッチンカーがある。

いいお天気とオープンエアの雰囲気につられて、勝手に「お弁当」テーマで巡ってみることに。写真は、割烹とんぼのワンコイン弁当(手前)と、ワンコインのメープル厚焼き玉子。

 それぞれのブースやキッチンカーでは、自慢のメニューやこだわりの逸品をワンコインから提供。爽やかな呼び込みの声に吸い寄せられて、ひとつ、またひとつと食べたいものが増えるが、ワンコインメニューは食べきりやすいポーションで、試しやすいのもポイントだ。

「東京で最高のレストラン」では、予約をすればコース料理も味わえる。普段は敷居が高くても、オープンエアの出張レストランなら、気軽に楽しめそうだ。

 場内には、県産品や自慢の品を並べる自治体の物販ブースもある。日本各地の味が集結しているのも東京。お土産かわりに購入して、自宅で東京の味を楽しむのも良さそうだ。

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 フードフェスといえば、肉、野菜、餃子というように特定のものに特化することで来場者を喜ばせるが、「Tokyo Tokyo Delicious Museum」は多様な東京の食をぎゅっと凝縮したイメージで、それこそフェスティバルのタイトルにもある食のミュージアム。会場を歩いて看板を見たり、物販ブースでこだわりを聞きながら買い物するのも楽しい。

 いろいろな食べ物や食のアイテムに触れられられるイベント。家族連れや仲間と参加しても、自分が食べたいものに挑戦できて、みんなが満足できそうだ。

 22日まで11~20時。ラストオーダーは19時30分。

 TFTホール500では、食品サンプルづくり、日本文化体験など参加型プログラムを実施している。

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