LDH史上最大規模のオーディション グランプリはLIL LEAGUE!「未来を見せてくれた」〈iCON Z〉
最終審査では、チームに与えられた幸福感にあふれ自然と笑顔になる楽曲「Rollah Coaster」と、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEとTHE RAMPAGE の代表曲のひとつでエネルギッシュな楽曲『THROW YA FIST』でコラボレーションし、これまでのグループのイメージとは異なるパフォーマンスを披露した。
結果発表で「LIL LEAGUE」の名前が呼ばれるとメンバーは目のあたりを抑えたり、顔を手で覆って泣いて喜び、抱き合って喜んだ。
リーダーの岩城星那は「最初、リルリーグはどうなるか分からないグループでした。体格も年令も身長も本当にバラバラでどうしようかって一番不安だったグループでした。自分たちのなかでも意見が合わないこともあったんですけど、オーディション期間で本当の絆を深めていけたのかなと思います」と、ときおり、涙で言葉に詰まりながらコメント。他メンバーもうれし涙で言葉にならない場面も多かったが、自分自身の言葉と視点で喜びを語った。
「LIL LEAGUE」が選ばれた理由について、「決め手は彼らのハッピーになるパフォーマンス、そしてグループ力」とAKIRA。「10カ月という長い審査、いろいろ見させていただいて、彼らの可能性が楽しみだなと。EXILE TRIBEにはさまざまなグループがあるんですけど、新たなカラーが審査基準のひとつになったと思う」。
EXILE SHOKICHIは「僕たちにこれからのアーティスト像を想像させてくれたところが決め手になった。みんなの持つエネルギーが心を震わせてくれた」と、コメント。また、イベント終了後の取材では、改めて「未来を見せてくれた」とし、「次はこういう曲がいいな、こういう曲をやったら楽しそうだとイメージができました。LIL LEAGUE走らせるタイミングとしてはバッチリだと思った」と説明した。
最終審査の結果によって、LIL LEAGUEはLDH JAPAN所属となり、デビューを目指す。今後は、7月に始まるEXILEの最新ツアー「EXILE LIVE TOUR 2022 “POWER OF WISH”」でオープニングアクトにあたる「DREAM SPARK」を務める予定。また、EXILE TRIBEのメンバーのツアーでパフォーマンスを披露するなどして経験を積んでいくという。「(グループから)インスピレーションをすごくもらうので、既にこういうタイミングでこういう曲でと具体的にイメージしている」(EXILE HIRO)。
EXILE HIROはまた、グランプリを逃した他2チームのファイナリストについて、「19人全員、感動した。オーディションで言ったらみんな合格だと自分は思えました。人生にはいろんなタイミングがあります。それこそSHOKICHIも1回オーディションに落ちて、這い上がってきてEXILEになったり、物語がある。彼らとの出会いを大切にして、これからそれぞれ新しい物語を提供できるような存在で居続けたい」と、話した。
最終オーディションの模様は、29日放送のドキュメンタリー番組『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京、毎週日曜21時)で放送する。
※次ページに、メンバーそれぞれの審査を終えてのコメントと意気込み。