墨田区、すみだ水族館生まれのペンギン20羽に特別住民票贈呈 開業10周年で
東京スカイツリーにある「すみだ水族館」が22日、開業10周年のアニバーサリーを迎え、同日、「すみだ水族館10周年セレモニー」が行われた。
セレモニーには墨田区の山本亨区長が出席が出席し、同水族館がスタートする「ペンギンのいる街プロジェクト」の皮切りとして、この10年で水族館で生まれたペンギン20羽に特別住民票を手渡した。
名倉寿一館長は、「地域のみなさまに温かく受け入れていただいたことを心より感謝しています。これからも、みなさまにとってかけがえのない大切な場所になれるように、さまざまな施策を続けていきたいと思います。地域に根ざした水族館を目指してまいります」と挨拶した。
今年生まれたペンギンたち。左から、だいふく、こまり、しらたま
「ペンギンのいる街プロジェクト」とは、地域の人たちに水族館をより身近に感じてもらうことを目的に展開していくもので、水族館を代表してペンギンたちがアイコンとなり区内のさまざまな場所に登場する。プロジェクト第1弾として、ペンギンがデザインされた「すみだ水族館10周年婚姻届」を作成、墨田区役所や同水族館で配布する。
山本区長は「生まれたばかりのペンギンにお会いできて、きもちがほっこりしました。ペンギンの愛嬌とかわいさで、みんなの気持ちが和むんだな、癒されるんだなと改めて感じました。これからも、館長さん、飼育員のみなさんと、墨田区はペンギンの街として改めて頑張っていきたい」と話した。