復活のMIOが決勝で菅原美優との真の決着戦を希望。そして「メインの前に盛り上げ切っちゃいます」と初の女子大会の主役獲りを宣言【K-1】
公開練習では完全復活を思わせる迫力のミット打ちを見せた
練習自体も「手術して1週間明けてくらいからちょっとずつ再開。4月から本格的に始めた」という。その内容はKRESTの練習に加え、パーソナルトレーニング、ボクシングジムに出向いてのボクシングスパーと多岐にわたる。これについては「自分の嫌なことをやっていこう思って」という思いから。ボクシングジムでのスパーについては「10代のころは行かせてもらっていたが、最近は行ってなかった。今回のトーナメントを機に行かせてもらおうと思った。練習を変えないと多分何も変わらないと思っていて、ワンランク上がった練習ができている」とトーナメントに向け万全の調整ができているよう。
MIOは初戦の準決勝ではパヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ/Ayothaya Fight Gym)と対戦。パヤーフォンは幼少期からムエタイを学び、タイだけでなく日本でもキャリアを重ねているファイターで2019年2月にWPMF世界ピン級王座を獲得。10月にはKrush初参戦で高梨の持つKrush女子アトム級王座に挑戦し延長までもつれ込む接戦の末、判定で敗れている。2020年にはKrushでMOEに判定勝ちを収めている。