梅野源治の相手が大谷翔司に決定。「ヤバいよと思われる試合をする。勝って発言したいこともある」勝利後の発言にも注目【KNOCK OUT】

「梅野源治はヤバいよと思っていただけるような試合を見せる」と誓った梅野

梅野「少しずつあの時の意図や考え方は発言していきたい」

 大谷の言う「今一番注目されているキックボクサー」というのは皇治戦後のSNS等での梅野のキャラ変も含まれているのだが、これに梅野は「みんなが思うキャラクターと本人が本来持っている性格や考え方には違いがある。見方が変われば変わってくる。多面的に見ないと物事は分からない。あまり僕がここで細かいことを言ってもまた“23分長いよ”と言われてしまうので。今後、試合を重ねていく中で、少しずつあの時の意図や考え方は発言していきたいと思うんですが、今回の試合に関係ないことを言ってしまうと大谷選手に失礼になってしまうと思うので、今回はとにかく大谷選手といい試合を一緒に作り上げていきたいと思います」と語った。

 また「やはり試合内容もかなり問われると思う。ただ勝てばいい試合じゃなくて。“ヒジがヤバいんだな、ムエタイだとこんなにテクニックあるんだな”って思われる圧倒的な試合を見せたい。大谷選手は前へガンガン来るでしょうから、そこでお互いの気持ちと気持ちがぶつかって激しい試合をして、KNOCK OUTのリングで2人で熱い試合を作れればなと。あとは今、僕が保持しているベルトはBOMの初代ライト級王座。BOMの王者としてふさわしいような試合内容を僕の仲間や大谷選手に感じてもらえるような、“梅野源治ってすごい奴だったな”って見に来た人だけじゃなくて戦った相手にも伝わるような試合をしたいなと思います」とも。

 梅野も語るように大谷が勝てば得るものが大きい試合=梅野にはリスクの高い試合ということになるのだが「大谷選手もチャンピオンですし、今回の試合に限らず一戦一戦落としていい試合は選手にとってないですし、一個一個の点を作り上げていって、その積み重ねてきた戦績の中で歴史は動いていく。大谷選手はKNOCK OUTのリングで活躍されていると思うので、その中で“KING”梅野源治はヤバいよと思っていただけるような試合を見せて、今後のことは自分の頭の中で構想はできているので今回の試合で勝って発言したいこともありますし、メリットはあるんですけれど今はあまり発言しないほうがいいのかな。とにかくKNOCK OUTのリングで試合を終えてから発言することにも注目してほしいと思います」と勝利後の発言に期待を持たせた。

「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)
〈5月26日発表のカード〉
◆KNOCK OUT-RED -61.5kg契約/3分3R・延長1R
梅野源治(PHOENIX)vs 大谷翔司(スクランブル渋谷)

◆KNOCK OUT-BLACKウェルター級/3分3R・延長1R
渡部太基(TEAM TEPPEN)vs 良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)

◆KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級/3分3R・延長1R
白幡裕星(Battle-Box)vs 鈴木貫太(ONE’S GOAL)

◆KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級/3分3R・延長1R
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)vs 海老原竜二(神武館)

◆KNOCK OUT-REDフェザー級/3分3R・延長1R
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)vs TAKERU(GET OVER)

◆KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級/3分3R・延長1R
炎出丸(クロスポイント吉祥寺)vs 工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)

◆KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級/3分3R・延長1R
津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)vs vic.YOSHI(OGUNI-GYM)

◆KNOCK OUT-RED -68.5kg契約/3分3R・延長1R
峯山竜哉(WSRフェアテックス西川口)vs 杉原新也(ワイルドシーサー前橋)
<<< 1 2 3 4