“ミスター聾プロレス”友龍が追悼試合で天国のヤミキさんに捧げる勝利。「ワイルド軍との戦いはこれからも続くでしょう」【HERO】
フィニッシュは友龍のキドクラッチ
試合後、納得がいかない将軍が暴れるも、コモンが「今日は追悼試合だから、落ち着いて」となだめた。
コモンは「リングに立ってみると、選手のいろんな気持ちが分かった。みんな何が起こるか分からない人生を送っていると思います。障害持ってる人は友龍が将軍にぶつかっていく姿を見て“自分も頑張ろう”と思っただろうし、一般の皆さんもそうです。苦しいこともあるけど、生きてるから、こうして皆さんにプロレスの試合を提供できて、見に来てもらって、こういう場が作れると思います」涙のマイク。そして、がんと戦ったセブンさんの合言葉だった「頑張って、頑張って、頑張って、生きようぜ!」と絶叫して締めくくった。
バックステージで友龍は「天国のヤミキさんに勝利をプレゼントできてうれしい。今日は勝ちましたけど、ワイルド軍との戦いはこれからも続くでしょう」、後藤は「正直まだやりたりない。相手に将軍というレスラーが出て来たので、まだまだこれから。こっちに強い仲間の熊吉選手が加わったんで、正規軍はこれからもっと上を目指せると思います」、熊吉は「こんな大事な試合に正規軍として試合させてもらって光栄。そこで友龍選手が勝利して、新たな正規軍の第一歩。6・25川崎では友龍選手と組んで試合しますんで、そこでもしっかり勝ってワイルド軍との差を見せたい」、海和は「ベアーを討伐対象として来たんですけど、今日はすかされた。これで終わりじゃ納得いかないんで、1対1でやるまでは、討伐対象でいく」と話した。