“ミスター聾プロレス”友龍が追悼試合で天国のヤミキさんに捧げる勝利。「ワイルド軍との戦いはこれからも続くでしょう」【HERO】
ダークソウルがWBCタッグ王座V2。次期挑戦者にリッキー&笹村のミクスドコンビが名乗り
第4試合ではダークソウル(加藤茂郎&千葉智紹)が2人とも大流血に見舞われながらも、狂乱のディアブロ、レザーフェイス組を破り、WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王座のV2に成功。次期挑戦者にはリッキー・フジ、笹村あやめの2AWコンビが名乗りを挙げ、7月30日の新木場大会での実現が浮上した。
前大会(2・26新木場)で、ダークソウルが将軍岡本、ケン・片谷組を下して初防衛を果たした直後、ディアブロが乱入し、加藤を血祭りに上げ挑戦をアピール。豊島修二会長は一時保留としたものの、王者組の強い要望もあってタイトル戦が組まれた。
ディアブロは入場時の加藤を襲って、流血した加藤がダウン。千葉も流血させられ、ディアブロにチェーンで首を絞められた。息を吹き返した加藤がディアブロにパイルドライバー、ブレーンバスター、足4の字固めとたたみかけるもレザーがカット。ディアブロが加藤にラリアットを叩き込むも、試合権利がないためレフェリーはカウントせず。ディアブロとぶつかったレフェリーが昏倒すると、加藤がディアブロにイス攻撃を見舞い、マスクをはごうとした。急所打ちでピンチから脱したディアブロは加藤をチェーン絞首刑。その間に試合権利のあったレザーが千葉にギロチンドロップを繰り出すもカウントは2。一瞬のすきを突いた千葉はスクールボーイでレザーを丸め込んで電撃の3カウントを奪った。
試合後、納得がいかないディアブロ組がダークソウルに攻撃を加えていると、この日の第2試合で仲川翔大、花園桃花組を破ったリッキー、笹村組が現れ救出。リッキーは「助けてやったのは俺たち。そのお礼として、WBCタッグに挑戦させてくれないか。WBCでは性別は関係ないんだよ」とアピール。この挑戦表明に対し、加藤は「試合が終わったばかりで考えられるか! しばらく考えさせてもらうよ」と態度を保留した。