“浪速の伊達男”中野椋太がウェルター級王座獲得。「3週間後、隣のドームでタイマン張らせてください」【RISE158】
右カーフに稲井の足が流れる(撮影・堀田真央人)
対する稲井はプロ戦績7戦7勝(5KO)。無敗のまま第4代DEEP☆KICK-70kg王者となり、今回のトーナメントに抜擢された。2人はともに25歳なのだがキャリアで中野が大きく上回る対戦だった。
1Rのゴングが鳴るといきなり右ストレートから猛攻を仕掛けた稲井。しかし中野は慌てることなくガードを固め、押し返し試合を落ち着かせる。なおも稲井がラッシュをかけると中野も右カーフ、左右のフック、ボディーへのヒザで反撃。徐々にプレッシャーを強め、右カーフを的確に当てていく。稲井もパンチの連打を見せるが中野はしっかりガード。ラウンド終了間際には稲井が前に出て右フックを空振りしたところに中野が左フック一閃。稲井からダウンを奪う。