“浪速の伊達男”中野椋太がウェルター級王座獲得。「3週間後、隣のドームでタイマン張らせてください」【RISE158】

2つのダウンを奪って中野がKO勝ち(撮影・堀田真央人)

 2Rも稲井は左右のフックで前に出るが中野はしっかりガード。そして左フックから稲井をコーナーに詰めて左右のフック、右ストレートを連打。稲井は顔面にもろに強打を食らいながらもなんとか立ち続けるが、右フックで大きくバランスを崩したところでレフェリーがスタンディングダウンを宣告。再開後、中野は右カーフ、左右フックを連打。効かされふらふらになりながらもパンチを出す稲井だったが、中野は左右のストレート、右カーフを的確に打ち込んでいく。コーナーを背になんとか立ち続けた稲井に最後は中野が右ストレートでとどめを刺し、2R1分39秒で中野がKO勝ちを収めた。