高梨がMAOを破り、UNIVERSAL王座を初戴冠。「DNA世代のヤツとやりたい」【DDT】

DDT UNIVERSAL王座を初戴冠した高梨

 バックステージで高梨は「DDTの(シングルの)タイトルマッチ、合計8回くらいか? 全部負け続けて。勝ったとき、どんな気持ちになるのかと思ったけど、変わんねぇ。負けても勝ってもありがとうって。そんな気持ちしかない」と話した。戦前には「勝ったら伝えたいことがある」と発言していたが、「やりたい対戦相手に、まだ話をもっていってないから。そこへ向かって動いていいんだという資格を今日もったつもり」と語った。そして、「DNA世代の人たち、真っ向からタイトルマッチで戦えなかった選手たちと。吉村(直巳)もそうだし、MAOとのリマッチだっていい。いっぱいDNA世代の連中がいるから、そういうヤツとやりたい」と熱望した。

 一方、2冠王から滑り落ちたMAOは「悔いが全然ないのは、高梨さんだったからだな。ほかの人に獲られてたらもっと悔しかったと思います。これからはKO-Dタッグの1冠ですけど、胸を張って、今を楽しんで、人生絶頂、DDTの最先端でいこうと思います。CFF、我々で恥じない戦いをしていかなきゃいけない」と気持ちを切り替えていた。

DDTプロレス「What are you doing 2022」(6月1日、東京・後楽園ホール)
◆ダークマッチ 10分一本勝負
△岡田佑介(時間切れ引き分け)高鹿佑也△

◆オープニングマッチ Road to CyberFight Festival 2022!スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人&○彰人(7分23秒、チキンウイング・アームロック)高木三四郎●&青木真也&石田有輝

◆第二試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル~アイアンマンサバイバルランブルルール 時間無制限勝負
【試合経過】
①〈王者〉○川松真一朗 with 鈴木信達(2分54秒、体固め)ポコたん●〈挑戦者〉
※鈴木の正拳突き
②○平田一喜(4分16秒 オーバー・ザ・トップロープ)タノムサク鳥羽●
③〈挑戦者〉○平田一喜(8分1秒、逆片エビ固め)川松真一朗● with 鈴木信達〈王者〉
※川松都議が防衛に失敗、平田が第1549代王者となる。
④〈王者〉△平田一喜(9分22秒、ダブルフォール)アントーニオ本多△〈挑戦者〉
※両者失格により、1人残りの大鷲透が第1550代王者となる。

◆第三試合 30分一本勝負
朱崇花&火野裕士&○納谷幸男&雪妃真矢(12分46秒、体固め)坂口征夫&赤井沙希&岡谷英樹●&大和ヒロシ
※バックドロップ

◆第四試合 DAMNATION T.AvsThe37KAMIINA! 30分一本勝負
○佐々木大輔&MJポー&KANON(14分4秒、クロス・フェースロック)上野勇希&勝俣瞬馬&小嶋斗偉●

◆第五試合 DDT EXTREME選手権試合~セクシームービースタールール 60分一本勝負
〈王者〉○飯野“セクシー”雄貴(12分46秒、首固め)AKIRA●〈挑戦者〉
※第53代王者が2度目の防衛に成功。

◆セミファイナル スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
遠藤哲哉&秋山準&○樋口和貞(16分8秒、体固め)HARASHIMA&吉村直巳&高尾蒼馬● 
※ブレーンクロー・スラム

◆メインイベント DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉●MAO(20分48秒、片エビ固め)高梨将弘○〈挑戦者〉
※タカタニック。MAOが3度目の防衛に失敗、高梨が第7代王者となる。
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