三代目 JSBの今市隆二「誰かを喜ばせたいって気持ちは年々強くなっている」 新曲携えソロツアーへ〈インタビュー〉

 

ーー質問は変わりますが、今市さんが活動するうえで、グループもソロも同じように重要だと思いますが、ソロでやりたいと思っていること、目標はどのように考えているのですか?

 ずっと歌を歌っていきたいという想いがある中で、将来のことを考えるとというのと、自分の好きな音楽だったり、いろんな挑戦もできるのかなって。グループだとメンバーもいますし、三代目 J SOUL BROTHERSとして何をするか、ということですから。ソロとしては、繰り返しになっちゃいますけど、ずっと残る曲を作る。それには真摯に向き合っていきたい。必要とされる音楽を作りたいと思うので。

ーー「ずっと残る曲」って、ずっと昔から多くのアーティストやミュージシャンがトライをし続けているけれども、みんながみんなそういう曲を作れるわけではないです。先ほどのメロディーの話もありましたが、今市さんはどのように考えていますか?

聴いていただいた方に喜んでもらえる曲、確実にそうですね。楽曲を通じて自分を表現することはもちろんしていますけども、最終的には喜んでもらえないと。仲間と一緒に盛り上がって喜んでもらえるってこともあるだろうし、好きな人と一緒にいてこれを聞いたら染みる、とか。1人でいてどうしようもない時に音楽を聴いて、癒されたり、助けられたと思うこともありますよね。誰かのために、誰かを喜ばせたい、元気になってもらいたいというような想いは年々強くなっています。

ーーその一方で、三代目 J SOUL BROTHERSの今市隆二として追求するものは?

 ダンス&ボーカルグループって、パフォーマーのことを考えると、長くはできないっていう考え方もあると思います。そこをどうしようかみたいな話をしたこともあるんですけど、ダンス&ボーカル・グループがめちゃくちゃ長くできたら新しいねってことも話をしたり。バリバリキレキレで踊るだけが正解じゃなかったりするし、どんな形でも7人揃ってライブができるツアーができるようにすることは可能なのかな、と。それができたらすごい素晴らしいなと思っています。

 

ーーライブも迫ってきました。『RILY’S NIGHT-百合演夜-』の収録曲は3曲。さらに新曲も用意されているんじゃないかと予想しますが……。

そうですね。楽しみに待っていて下さい。

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)