KOSÉ 8ROCKSが新王者!ドラマティックな勝利「信頼と仲の良さだけで来た」<Dリーグ>

©D.LEAGUE21-22

 終了後の取材で、改めて感想を聞かれたISSEIは「最高です。やっぱりここにメンバー全員で出たかった、悔いがあるとしたらそこ。念願やもん、やっとよ。終わってみんなが笑顔なのが本当に最高。トータル最高。本当にうれしい

 この日のショーケースについては「踊ってる感覚としては、D.LEAGUEが楽しんでる気がした。お客さんもそうだし、ジャッジもそうだし、僕らもそうだし、全員がもうすごい笑顔になった瞬間だと思った。今日は勝つことへのこだわりよりも最高のパフォーマンスをお客さんに見てもらおうと思った。そしたら絶対に勝てる、最高のパフォーマンスをやれば勝てるって。それでちゃんと結果がついてきたんで、本当にこのメンバーを信じてみんなとやれて最高です」

 この日披露したショーケースについて聞くと、「戦略……あんまりなかったんです。(披露した)順番がバランスがいいというか、気持ちがいいと。最初は戦うぞっていう感じ、2 個目で逆に外して、最後は挑戦。挑戦だけどめっちゃヤバい。それで勝負したいねと。考えていたのは(対dipp BATTLESの)1回目だけ。あと今日はすごく噛み合う日だった。D.LEAGUEは、順番とかそうなんですけど、その日ハマるかハマらないかというのがあって、今日は8ROCKSにいい流れでハマっていった印象がある。それがいい感じに戦略に見えたと思います」と、爽やかな笑顔を見せた。

 王者になるためには3勝が必要だった。ISSEIも「チャンピオンシップの練習、もうマジで地獄で」とコメントしていたように、ただでさえ厳しい状況。そのなかで、CS直前にメンバーの3名が新型コロナウイルスに感染し、メンバーチェンジも余儀なくされた。それを乗り越えての勝利できた強さについて聞かれると、「信頼と仲の良さだけで来た」と、ISSEI。さらに「みんながCSで勝ちたいっていう気持ちが 日ごと強くなった。このメンバーじゃなかったら乗り越えられなかった。みんなが良くしていこうという作業を毎日してた。マジでギリギリだったんでね、2 日前に12 時間練習したんですけど、初めてしたもんね! 急きょなんですけど、プロダンサーってこういうことなんだなって思いました」

 賞金の3000万円の使いみちについて聞かれると、「温泉旅行」とのこと。ISSEIは「CSの練習期間がすごく過酷で、トロフィーを持ててるのが奇跡なくらいの筋肉痛……1回みんなで温泉に行こう! 最近みんなが本気で頑張っているところをみてたんで、次はこういうところ(お湯に浸かってリラックスしているようなポーズと表情)を見たい」と笑った。

 D.LEAGUEは来シーズン、新たに「Valuence INFINITIES」を加え、12チームで頂点を目指してバトルする。

 D.LEAGUEは、オフィシャルアプリのほか、5G LAB、ABEMA、GYAO!、スポーツナビ、ニコニコ、U-NEXT、Dance Channel、LINE LIVE、WOWOW オンデマンド、スカパーオンデマンドで生配信され、無料で視聴できる。 CSの模様もアーカイブ配信されている。 30日には、AWARDが行われる。30日には、AWARDが行われる。