サッカー日本代表が世界ランク1位のブラジルに0-1の惜敗。森保監督「戦い方次第で勝ち点を取れる。我慢強く戦えば勝てる」と手応え

試合後の会見に出席した森保監督(©️JFA)

「我々は十分、世界でも勝っていけるというところを今日示してくれたと思う」

 日本代表の森保一監督は試合後のインタビューで「ブラジル相手に我慢強く戦うところは戦えて、攻撃のところでチャレンジするところはしっかりチャレンジできた。だが、勝つためにはまだまだクオリティーを上げていかなければいけない」と試合を振り返った。W杯に向けては「我々は十分、世界でも勝っていけるというところを今日示してくれたと思うので、選手たちとともにすべてのレベルアップをして、サポーターの皆さんに喜んでいただけるように頑張る」と語った。

 会見では「勝利を目指して戦うということで準備して臨んだが、勝てなくて非常に残念。選手たちも我慢強く粘り強く戦いつつ攻撃の姿勢を忘れずゴールに向かっていったが、結果が伴わず残念に思う。“惜しい”とかではダメなのは分かっているつもりだが、選手たちが今できるベストを尽くしてくれたことは未来の勝利に向けて積み上げていくものがあったと思う」などと改めて試合を振り返った。そして「現段階での力の差は認めなければいけないが、戦い方次第で勝ち点を取れる。リーグ戦であれば勝ち点を取れたり、我慢強く戦えば勝てるということもできたかもしれない。選手たちが今のベストを試合にぶつけてくれたこと、チャレンジすること、アグレッシブに戦うことと我慢強く戦うことをピッチ上で表現してくれた選手たちに対してのポジティブな評価は持っている」などと前向きに語った。

 日本は今後、「キリンカップサッカー2022」で10日に兵庫・ノエビアスタジアム神戸でガーナ代表、14日に大阪・パナソニックスタジアム吹田でチリ代表かチュニジア代表と対戦する。

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