中村倫也が公約通り、誕生日の髙谷裕之氏に一本勝ちのプレゼント【ROAD TO UFC】

相手のケガでTKO勝ちを収めた野瀬翔平(右)(🄫Zuffa LLC/UFC)

野瀬翔平がウリジ・ブレンにTKO勝ち

 エピソード4の第5試合のバンタム級戦で野瀬翔平(マスタージャパン福岡)がウリジ・ブレン(中国)と対戦し、1R1分13秒、TKOで勝利を収めた。

 1R序盤から野瀬は右カーフを連打。野瀬の右インローがローブローとなり一時中断となるが、再開後、野瀬はバックブローを放つなど縦横無尽な動き。野瀬のタックルにブレンはヒザを合わせ、逆にケージに押し込む。ブレンの左差しを野瀬が右の小手で振るとブレンは踏ん張った際に右足を痛めたか、崩れるようにダウン。野瀬がパウンドを連打したところで異変を悟ったレフェリーが試合を止め、野瀬のTKO勝ちとなった。

 試合後のインタビューで野瀬は「素直にうれしいです。勝利できて。(相手が倒れた瞬間の印象は?)カーフが効いて、それで踏ん張った(ときにけがをした)のかと思います。ケガかもしれないが、勝ちは勝ちなんでうれしいはうれしい」と語った。そして「次に準決勝で優勝候補の強い選手と当たるがそれに勝って、決勝で日本人同士でできるようにしたい」と続けた。

 野瀬は9月の準決勝ではキム・ミヌ(韓国)と対戦。反対側のブロックは中村倫也vs風間敏臣で準決勝が行われる。

 なおエピソード3のライト級戦に出場予定だった宇佐美正パトリック(LDH martial arts / EXFIGHT)は減量中に体調不良となって欠場となっている。

「ROAD TO UFC」(6月10日、シンガポール・インドア・スタジアム)
〈エピソード3〉
◆第1試合 非トーナメント戦 女子ストロー級 5分3R
●ソ・イェダム(韓国)(判定0-3=27-30、27-30、26-30)ヨセフィン・ノットソン(スウェーデン)○

◆第2試合 バンタム級トーナメント 5分3R
○中村倫也(LDH martial arts / EXFIGHT)(1R2分34秒、アメリカーナ)ググン・グスマン(インドネシア)●

◆第3試合 フライ級トーナメント 5分3R
●堀内佑馬(チーム・オオヤマ)(判定0-3=28-29、27-29、27-29)トップノイ・キウラム(タイ)○

◆第4試合 フェザー級トーナメント 5分3R
○リー・ジョンヨン(韓国)(1R36秒、アームバー)シエ・ビン(中国)●

◆ライト級トーナメント 5分3R
アンシュル・ジュブリ(インド)(中止)宇佐美正パトリック(LDH martial arts / EXFIGHT)

〈エピソード4〉
◆第1試合 非トーナメント戦 ウェルター級 5分3ラウンド
●ジョン・アダハー(1R4分37秒、トライアングルアームバー)キム・ハンスル○

◆第2試合 フライ級トーナメント 5分3ラウンド
○パク・ヒョンソン(韓国)(1R3分56秒、TKO)ジェレミア・シレガル(インドネシア)●

◆第3試合 フェザー級トーナメント 5分3ラウンド
○ルー・カイ(中国)(2R4分33秒、TKO)アンガ・ハンス(インドネシア)●

◆第4試合 ライト級トーナメント 5分3ラウンド
●アシカルバイ・ジンエンスビエク(中国)(1R30秒、TKO)キム・ギョンピョ(韓国)○

◆第5試合 バンタム級トーナメント 5分3ラウンド
○野瀬翔平(マスタージャパン福岡)(1R1分13秒、TKO)ウリジ・ブレン(中国)●
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