プレスリリースを文学的に評価!?PR TIMES「食べ物語AWARDS」受賞店から夏の新メニュー
プレスリリース配信サービス「PR TIMES」で配信された「外食・中食」カテゴリーの中から、魅力的な飲食店のプレスリリースを表彰する「食べ物語AWARDS 2022夏」が行われ、受賞店4店および各店の夏の新メニューが発表された。同時開催の試食会から本紙グルメ記者が注目店舗の新メニューを試食した。
PR TIMESが主催し、キリンビール、サントリー酒類の協力のもとで発足した「食べ物語プロジェクト」は、プレスリリースを言葉選びや構成など文学的な観点からとらえ直し、食の情報発信を推進している。アンバサダーには教育学者で明治大学文学部教授の齋藤孝氏が就任。
同氏と料理人で「賛否両論」店主の笠原将弘氏、食とライフスタイルのディレクターの山口繭子氏、料理写真家の宮崎純一氏の4名が審査員となり、2022年1月1日～3月31日に配信した「外食・中食」カテゴリーのPR TIMESプレスリリース・PR TIMES STORY・PR TIMES TVの中からエントリーした魅力的な飲食店のプレスリリースを表彰した。
「噛みしめたい文学センス賞」を受賞した赤坂「carbon brews tokyo」（ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000082829.html ）のリリースを、齋藤氏は「一つひとつの説明が丁寧。たとえば店内に“香港の2階建て路面電車のグリーンを使っています”と言われると、いっそう雰囲気が伝わって盛り上がり、食体験の質を高めているプレスリリース。クラフトビールのラベルデザインに元素周期表を用いているのも素晴らしいアイデア」と評価。
新メニューの「マンゴープリン サワーパンチジュレ添え」は、濃厚でなめらかなマンゴープリンにココナッツミルク、生クリーム、牛乳、無糖練乳を合わせたオリジナルのミルクソース、同店の人気ビール「サワーパンチ」のジュレをトッピング。トロピカルフルーツとラズベリーの香り、乳酸菌で発酵したほどよい酸味を持つベルナリーヴァイセ（ベルリンで醸造されるビールのスタイル）をぷるぷるのジュレに仕立て、これからの季節にぴったりの爽やかなデザートに。