ついに680mlにまで巨大化した500mlのペットボトルはどこまで成長するのか!? 担当者に聞いてみた
今のところ自販機は600mlまで
年々問題になるプラスチックごみの観点からいうと、容器を大きくすることでプラスチックのゴミは増えるのではないかと思う反面、買う機会が減ることで、逆にプラスチックごみは減るのかも?とも思うのですが?
「ペットボトルはゴミではありません。ちゃんと分別していただき、リサイクルの流れにのせていただくと、またペットボトルに生まれ変わることができます。ご自宅からペットボトルをきれいにして自治体回収に出されていると思いますが、それは、ペットボトルが単一素材でできているがゆえに、またペットボトルに生まれ変わることができる、優秀でサステナブルな素材です。軽量化で使う量は減らしつつ、水平リサイクル(ボトルからボトルへのリサイクル)を推進し、新たな石油由来原料を減らす取り組みを行っています」
正直、自販機には何ミリリットルのペットボトルまで入るのでしょうか?
「自動販売機の構造として、機材によって投入可能な商品の高さや胴径・形状に限度があり、現状、サントリーの自動販売機(青色のサントリー機)ではGREEN DA・KA・RA600mlおよび、同 やさしい麦茶600mlがその制約を満たす最大容量となっています。ただ、物理的には、それ以上大きいサイズを販売するような自動販売機を開発しさえすれば可能にはなってきます」
680ミリリットルは現在は自販機ではなく小売りのみなんですね。ひょっとして、もう自販機に入るかどうかは関係なく、コンビニとか小売店での展開が主流になるという流れなんでしょうか?
「いえ、自動販売機もとても大事な買場ですので、引き続き、その買場にあった商品や容量を提供していきたいと考えております」