ついに680mlにまで巨大化した500mlのペットボトルはどこまで成長するのか!? 担当者に聞いてみた
ニーズがあればさらなる巨大化も!?
今後、サントリーさんはどこまで500ミリリットルのペットボトルを大きくしていくつもりなんでしょうか?
「中~大容量(1~2リットル)とは別に、一人で飲み切ることを想定した500ミリリットル前後のパーソナルサイズでは、お客様がその飲料に求める価値に応じて、容量を増やすことも一つの選択肢として検討・判断をしております。ただ、容量増にあたっては、製造ラインの制約や、並べていただく店頭での棚の高さ等も検討が必要になります。なお、サントリーの飲料でパーソナルサイズとしては、22年4月から容器も刷新してリニューアル発売した『GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶680ml』(手売り用)が現状最大容量となっていますが、これは、特に“麦茶”が“体に負担なく、楽に、たくさん水分補給したい”というニーズに合わせ、また、本商品のすっきり飲みやすい味わい特長を体感いただくために増量したものです」
担当者の方に話を聞いて取りあえずの疑問は解決した。サントリーの自販機では現在は600ミリリットルまでしか扱っておらず、680ミリリットルの「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶680ml」は自販機には置いてなかったということ。そしてニーズ次第では今後、さらに大きいサイズのペットボトル飲料が誕生する可能性もあるということだ。
もっとも、今回、さまざまな人に話を聞く中で「大きくなりすぎると持ち運びの際に重い」という意見もなくはない。「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」こそ、今は600と680ミリリットルの2サイズだが、サントリーでいえば「サントリー緑茶 伊右衛門」は600~280ミリリットルの中に6種類のサイズを用意するなど、TPOに合わせた使い分けが可能となっており、改めて「ニーズ次第」という言葉が思い出される。