スーパー・フェザー級の横山朋哉、野田哲司、松山勇汰が復活勝利【Krush.138】
松山(左)と目黒のパンチが交錯(撮影・堀田真央人)
松山が目黒に大差の判定勝ち
この日は横山vs石田戦を含めスーパー・フェザー級の試合が3試合行われた。
第6試合では前戦で寺田匠にKO負けした松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が目黒翔大(優弥道場)に大差の判定勝ちを収め、再起を果たした。
1R、プレッシャーをかけて前に出る目黒に松山はカウンターで左ストレート、ヒザを当てていく。一瞬ぐらついた目黒だったが、かまわず前進。コーナーに詰めてパンチの連打を浴びせていく。
2R、目黒がプレッシャーをかけて前に出る。松山は前蹴りで距離を取ろうとするが構わず前に出る目黒。目黒のパンチが松山の顔面をとらえる場面が増える。松山もパンチを返すが目黒の勢いに押されてしまう。それでもカウンターの左ストレート、ヒザ蹴りを的確にヒット。前に出る目黒に松山は下がりながらもカウンターの左のパンチを3連打。そして右フックを放つと目黒がダウン。
3R、後がない目黒はここもプレッシャーを強める。松山も序盤こそ、下がらず応戦したものの、すぐに目黒は押し込み、2Rまでのような展開に。しかし松山は下がりながらもカウンターの左ストレートを打ち抜きダウンを奪う。立ち上がり、またすぐに前に出る松山に松山は左ストレートでダウンを重ねる。あと一つのダウンででKO負けとなる目黒はなおもプレッシャーを強めるが、松山は足を使って攻撃をかわし続け、試合終了。計3つのダウンを奪った松山が大差の判定で勝利を収めた。