那須川天心が「ボクサーになるという気持ちは1回捨てました」と武尊戦決定以降の心情を明かす【THE MATCH 2022】

最後はTEAM TEPPENで記念撮影

 今回は直前でフジテレビが生中継から撤退するという出来事があったのだが「“時代はPPV”と言う人もたくさんいると思うが、俺はそんなことないと思っていて。俺はテレビでK-1を見て格闘技を始めようと思ったし、キックボクシングを始めようと思ったし。だから、そういったものは絶対に必要だなと思う」などと自らの経験をまじえて語った。なおこの日の会見では地上波のTOKYO MXが7月24日のゴールデンタイムで今大会の模様をスポーツドキュメンタリーとして放送することが発表された。

 今回の試合はボクシング転向を延期しての試合。それまではボクシングとキックボクシングの練習を並行してやっていたのだが、試合が決まって以降は「ほぼしていないです。1回も行ってないかな。調整で昔からお世話になっている葛西さんが来てくれたりというのはありますが“俺はボクサーになるんだ”という気持ちは1回捨てました。ゼロにしました。ゼロにして蹴り込んだというか。どこか片隅にあると、意識してしまう。今回の6月の試合があったからこそというか、相手が武尊選手が相手だったからこそ、そういう気持ちになれたというのはあります」と語った。

 最後は「明日、僕の最後の試合、人生最後の日、しっかりやったります。よろしくお願いします」と締めくくった。

<<< 1 2 3