K-1の玖村将史が那須川天心と2度対戦経験のある志朗からダウンを奪っての判定勝ち【THE MATCH 2022】
パンチが交錯も志朗のパンチがヒット
敗れた志朗は「相手に作戦的に上を行かれた。ああいう作戦で来ると思わなかったので、上をいかれたなという感じです」と試合を振り返ったうえで、判定については「まだ映像みていないが、自分が1、3Rを取って延長かなという思いもあって、30と聞いて、プレッシャーをかける人を取るジャッジの方向性と分かり、それも含めて玖村選手の作戦勝ち」などと語った。
玖村については「もっとジャブとか多かったり技術的なものが多いと思っていたけど前に来て距離を潰すという感じできた。パワーで負けたというより印象で負けたというのがある」
RISEファイターとK-1ファイターの戦い方の違いなどについて問われると「別種目です(笑)。競技が違うなあって。なんていうんですかね、RISEだとディフェンス-攻撃5-5。K-1が7-3か8-2で攻撃主体。それがK-1なのか今日のジャッジの方向性か分からないが、アウトボクシングはジャッジのポイントを取りづらいのだと思いましたね」。
そして自らのイメージからメインについて「あんまり言いたくはないですけど、前に行くのだったら、武尊選手が4Kg戻しでどれくらい動けるか分からないですが、武尊選手が判定で有利になるんじゃないかと思いました」との見方を示した。
今後については「またやるか分からないですけど、格闘技が盛り上がれば自然とK-1vsRISEもあるでしょうし、その時に自分の価値を下げずに、今のトップにいないとダメなのでもっと強くなりたい、というのはありましたね」と語った。