OWV 本田康祐「マンガは最高の相談相手、自分を強くしてくれる」

 

3位の、つるまいかだの『メダリスト』(講談社)については、タイトルが読み上げられるなり、3人が視線を交わして「来ましたね」。もぐらは「『メダリスト』によってフィギュアが盛り上がっている部分もあると思う。漫画のファン層からファンになってっていう、そのくらい影響力があると思います」。本田も「いまの日本のフィギュアのレベルが高いんだぞというところ、小さい子がフィギュアスケートをやる思い、やりたいけれどやれない思い、コーチの思いが全部組み合わさっていて、すごい熱いスポーツ漫画。僕は、一巻一巻涙しながら読みます」。去年もランクインしていた作品で、水川も「1位かと思っていました。コーチ目線の漫画ってないですし」と話した。

 10位の『アオノハコ』もスポーツ系。本田もお気に入りだそうで、「ジャンプさんで読んでいます」と前のめり。「スポーツ×恋愛というところでキュンキュンして見ちゃってる。スポーツ要素も入っているし、好きな人がいて頑張れるみたいなところは、僕も青春時代に戻れた感じがして楽しみにしています」と話していた。

 本田は、「TSUTAYA コミック大賞の大賞になる作品は時代を作る作品ばかり。この場に出させていただいたことを光栄に思っている」としたうえで、「受賞されなかった作品も楽しいものがたくさんある。僕はマンガは人生の教科書だと思って読んでいるので、これからもいろんな作品が出てくるのを楽しみにしています」と期待を寄せていた。