辰巳リカが7・9大田区での王者・中島翔子とのプリプリ選手権に向け、改めて王座“狂い咲き”宣言【東京女子プロレス】
対戦相手の印象について、辰巳は「とてもお手本となるようなプロレスをしてるなというか、きれいなプロレスをするんですね。選手、お客さんから見ても、すごいいい選手だなってなると思うんです。そのきれいなプロレスをする中島翔子を崩してやるって気持ちです」とニヤリ。
中島は「私、仮面ライダー響鬼が好きなんです。壁に当たったとき、解決するのは己の力と修行のみだって。ああいうスタイルが好きなので。そういうふうに見えてるんだと思います。辰巳リカは以前はものすごく堅実というか、コツコツと相手を追い詰めて勝ちを取りに行くスタイルだと思ってたんです。最近はちょっと何を考えてるのか分かりません。ただ、そこが強みだと思ってます。思いつかないことをしてくるところ。私は教科書通りが好きだったりするので。リカはそれをぶち破ってくるというか、そこが一番の脅威であり、理解しがたいところでもあります」と警戒。
両者が同王座を懸けて戦うのは初となるが、辰巳は「ベルトをかけて翔子とも、もちろん戦いたかったので、ここまでプロレス人生を続けてきて。9年目でぶち当たれるってきっと意味があることだと思う。ここで超えてベルトを手にするのは今だと思う」と語った。
中島は「ベルトがかかっていてもいなくても、リカとの試合は楽しめてたと思うんです。それは辰巳リカが強いからです。今回もその楽しみって気持ちはありますし。同い年で同じくらいの時期にプロレスと出会って、東京女子に入って。人生の中で青春みたいなのを、同じ時間プロレスに対して向いてきたみたいなところはあると思うんです。このタイミングで自分がチャンピオンなのは、これを守っていく上で、防衛ロードの先にリカとも絶対戦いたいと思っていたので。いずれ来るだろうと思っていた試合です」とコメントした。