ホークスの恒例イベント「鷹の祭典」が6月27日からスタート。解説者の本間満氏が語るその魅力と今年のホークス

テレビだからこそ分かる選手の良さやすごさがある

　解説のときに心がけていることはどんなことですか？
「分かりやすくという事しか考えてないです。やっぱり野球ファンを増やしたいので、野球を知らない人が見ても分かるようにということは心がけています。野球が好きな人だけではなく、そういう人に誘われて初めて見る人もいると思うので、そういう人にも分かってもらえたらいいなと思っています。後は自分がその場を楽しもうと思っています。楽しそうにやっていると聞いているほうも何か感じてくれるんではないかと思います。だからどうしても僕も解説中に突発的な声が出てしまう時もあるんです。そこは申し訳ないなと思うんですが」

　27日の千葉ロッテとの試合はどういった試合になるでしょう？
「千葉ロッテにはホークスを知り尽くした首脳陣がたくさんいるので、そこは見ていて面白い部分なのかなとは思います。ロッテもケガ人が多いですが選手層の厚さも含めてホークスのほうに分があるんじゃないでしょうか。それに鷹の祭典でのホークスはいつにも増して強いイメージがあるように思います。そういうイベントが好きな選手も多い気がするので、きっと面白いゲームをしてくるんじゃないかと思います。でも、ファンあってのプロ野球ですので両チームには面白い試合を見せてほしいと思います」

　鷹の祭典が東京ドームで開催されるのは3年ぶりとなります。関東のホークスファンにとっては本当に久しぶり。
「どれぐらいのファンが来てくれるのか楽しみです。画面からでも満員と分かるくらいのお客さんに来てほしい思います。僕も久々に球場に行けるのでそれも楽しみの一つです。僕も楽しみたいと思います」

　最後に視聴者に一言お願いします。
「野球は球場で見る楽しさもあるしテレビで見る楽しさもあると思っています。テレビの画面からでもプロのすごさというのは分かってもらえると思うので、“かっこいいな”でも“すごいな”でもいいので好きな選手を見つけて応援してもらえればと思います。あと、テレビではリプレイなどもあるので、テレビだからこそ分かる選手の良さやすごさがあると思います。そんな時に分かりやすいような解説をしたいと思っています」