KANAが初の女子大会をKOで締めくくり「K-1王者、メインイベント、KOじゃなきゃダメでしょ。K-1最高!」【K-1】
見事なKOで大会を締めくくったKANA(撮影・辰根東醐)
K-1初の女子大会となった「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」(6月25日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントで行われた「K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ」でKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がスーリ・マンフレディ(フランス/LOOKYAMO TRAINING CAMP)を相手に初防衛戦に臨み、3RKO勝ちを収め初防衛に成功した。
KANAは2019年12月のK-1名古屋大会で行われた「初代女子フライ級王座決定トーナメント」の決勝でヨセフィン・ノットソンを破り初代王座に就くも、2020年11月のK-1福岡大会で壽美とのスーパーファイトに敗れ、対日本人初黒星。その後はケガの治療のため長期欠場。今年2月のK-1東京体育館大会で約1年3カ月ぶりの再起戦に臨みRANに判定勝ちを収めた。
対するマンフレディはタイ在住のフランス人ファイターで、WBCムエタイの世界ランキングでも上位に名を連ねる強豪。また素手で戦うミャンマーラウェイやBKFC(Bare Knuckle Fighting Championship)にも出場し、ミャンマーラウェイではWLC女子バンタム級のベルトも保持。プロ戦績は43戦33勝(20KO)9敗1分で、KO率は61%を誇る。