初の女子大会をKOで締めくくったKANA「K-1王者が世界で一番強いということを証明したい」【K-1】
自らの今後について、そしてK-1女子の今後についても語ったKANA
自らの試合の前に「日本vs世界・3対3」では日本が負け越し、同門の菅原美優は「初代女子アトム級王座決定トーナメント」の決勝で敗退。6日前には「THE MATCH 2022」で武尊が敗れるという大きな出来事もあった。
KANAは「K-1で一番大きな存在の武尊君が負けてしまったことにショックを受けてエネルギーを奪われたというか。でもそれがあったからこそ、力に全部変えられてというところもある。自分の試合の前に美優ちゃんが負けちゃって、入場する直前、隣で大号泣していたんですが、自分はその場から離れず、美優ちゃんの声を聞いていようと思った。それを全部力に、全部エネルギーに変えた。プレッシャーも前日からかけられました。プレッシャーがあって、アップが終わったくらいから気持ちが悪くて。でもそのおかげで集中できました」と語った。
対戦相手のスーリ・マンフレディ(フランス/LOOKYAMO TRAINING CAMP)については「めちゃくちゃタフで、1Rで初めて攻撃を効かされた。インターバルで戻った時に自分が2回ダウンを取ったことを忘れていて、自分がダウンを取られたと思っていた。ダウンを取るにつれ、相手の攻撃力が増してきた。最後まで死んでなくて、めちゃくちゃ倒しに来てくれた。それでこういう形で勝てたというところはあります」と振り返った。