笠原弘希がバズーカ巧樹の顔面を切り裂きTKO勝ち。KNOCK OUT王者に3連勝【SB】
バズーカ(背中)が笠原に額を押し付けた(撮影・蔦野裕)
シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第3戦「SHOOT BOXING 2022 act.3」(6月26日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)がKNOCK OUT-BLACKライト級王者・バズーカ巧樹(菅原道場)を迎え撃ち、3R41秒、ドクターストップによるTKO勝ちで王者対決を制した。
前日会見からバチバチの火花を散らした2人。試合前のフェイスオフではバズーカが額を押し付け笠原側のコーナーまで押し込むと笠原も押し返し、離された後もにらみ合いを展開した。
試合は1R開始早々にバズーカが客席を指さして笠原の気勢をそぐが、笠原は右ロー。バズーカは左フック、右カーフ、前蹴り、ワンツーからミドルとシビアな攻撃を見せれば笠原はプレッシャーをかけボディーストレート、右フック、右カーフでお返し。バズーカは左ボディー、左フック。SB初参戦なのだが、左ジャブから組み付いて投げを狙う。終盤にはヒジ打ちを放っていくバズーカ。オープンスコアは3者とも10-10。