オズワルド、インディアンスら昨年のファイナリストが名乗りをあげる M-1グランプリ2022始動

インディアンス。左から、田渕章裕、きむ。

 会見で、それぞれのコンビが自身のニュースを提供するという趣向で進行したが、インディアンスのきむが自分のターンを終えたところで、オズワルドの伊藤が「きむさんのビックニュースがあるんですけど……」。伊藤によれば、先日あった飲み会で、きむとAマッソの村上が殴り合いのけんかを繰り広げたという。きむは「俺が殴られて流血したやつ、言うな!」と制止しつつも、「今年はAマッソとはちゃんとM-1で対決しようと思います」

 インディアンスは3年連続で決勝進出中。きむは「だいたいM-1の戦い方が分かってきたので今年は必ず優勝できるんじゃないか」と優勝宣言。「オズワルドと違って、この時点で仕上がり倒してますんで……」と続けると、田渕章裕は「……ちょっと心当たりがないんですけど、あらさまなビックマウス」。

 ただ、ビックマウスの一言で終わる思いではないようで、イベント終了後の取材で、きむは「初めて(決勝に)行かせていただいた時が9位、その次が7位で、去年が3位。徐々に上がってきてるので、もう今年は優勝しかないんじゃないかなと思う。あの一番端(錦鯉が会見で立っていた場所)に行けるように頑張りたい」と、力強いコメント。その後、田渕が優勝したあかつきには賞金でメキシコに行きボロボロの船を買って『ショーシャンクの空に』の主人公のような生活を送りたいと長々と語ったが、きむは最後にするりと割り込み「優勝しかないと思っていますので、絶対頑張りますよ!」と意気込んだ。

 

現チャンピオンの錦鯉。長谷川雅紀(左)は他メンバーに「優勝したほうがいいよー」。渡辺隆は優勝したことで忙しくなってお酒を飲まなくなり「血圧の薬が減った」と笑った


 イベントには、昨年も活躍したものの、最終決戦までは届かなかった、真空ジェシカ、モグライダー、コウテイ、男性ブランコ、マユリカ、ヨネダ2000も出席した。

 現チャンピオンの錦鯉は今年はエントリーしないと明言した。

 M-1 グランプリのエントリーはすでにスタート。出場資格は、コンビ結成15年以内(2007年以降の結成)で2人以上、プロ・アマ、所属事務所は問わない。優勝賞金は1000万円。8月1日から1回戦がスタートする。最終決戦は12月。