9・10多古町チャリティプロレスで田中将斗 vs Gサスケの世界ヘビー級戦が実現。ウクライナ人道支援募金も実施

クセーニャさん(右端)は会見でウクライナへの支援を訴えた

 挑戦者のサスケは「一つは多古町の皆さまが歓迎してくださる。多古米はおいしいし、水もおいしい。“第2の東北”が見つかったような気持ちです。多古町をもっと知りたい、お邪魔したい、プロレスをやってみたい。昨年大好評だったので、趣旨に賛同して出ることになりました。2点目、プロレスでウクライナ応援しなきゃと。大谷選手が頚髄に大ケガをして戦っている。どういう形で応援できるのか。大谷選手も、ウクライナも不可能への戦いをしています。勝てないかもしれない、でも勝たなきゃいけない。女性、子供は避難しなさい。男性は国にとどまって戦いなさいと。ウクライナの男性の気持ちを思うと、私も不可能にチャレンジしたいということで、田中選手に挑戦させていただきたい。私はジュニアですが、あえてヘビー級のタイトルに挑戦します、私の中での戦いです。大谷選手、ウクライナの皆さん、頑張って!という思いで挑んでみたいと思います」と意気込んだ。

 また、会見には5月23日にウクライナから日本に避難したコリエスニコヴァ・クセーニャさんも同席し「ロシアは武器、弾薬をウクライナの7倍持ってるといわれています。ロシアは豊富な弾薬をウクライナ領に放っています。ウクライナへの援助は一銭たりともありがたい。情報が少なかろうとも、我々のために立ち上がってくれてありがたいことだと思います」と話した。

 多古町でもウクライナ難民の受け入れを始めており、荒井会長は「こういうきっかけでウクライナの人が多古町に来てくれればうれしい」と語った。

 なお、同イベントは2部構成になっており、第1部(13時半から)はミュージシャン、お笑い芸人、マジシャンなどが出演するエンターテインメントショー。第2部(15時から)がプロレスの試合となる。入場は無料。

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