大家健が今成夢人との前哨戦第3Rを制し、いざ7・10大田区での“関ケ原決戦”へ【ガンプロ】

フィニッシュは大家の炎のスピアー

 試合はCDKが絶妙のコンビネーションを見せれば、負けじとロマンス・ドーンも応戦し、目が離せない戦いが続いた。15分過ぎ、今成と大家が激しいチョップ合戦を展開。今成がリバース・スプラッシュを繰り出せば、大家はバックドロップ、投げ捨てドラゴン、垂直落下式ブレーンバスターと大技のラッシュ。大家のエルボー連打を耐えた今成は必殺のルー・テーズプレスを浴びせるも、カウントは2。再びエルボーの打ち合いになると、大家がヘッドバットを連発。大家のスピアをスタナーで切り返した今成だったが、ここから大家がスピアー、炎のスピアー2連発で仕留めた。

 前哨戦を1勝2敗で終えた大家は「今成は確かに強い。CDK、オマエらも強い。今日勝ったのは、オマエらの力を借りたからじゃねぇ。強い今成に俺が勝った。7月10日、勝ってベルトを獲るだけではなく、ガンプロ史上最大のビッグマッチを、是が非でも成功させたい」とマイク。

 そして、大田区大会に出場する選手をリングに呼び寄せると、「ガンプロ旗揚げしてから、とてつもなく大きな大会の前に、緊張してると思うし、眠れない日もあると思う。決めたからにはやるしかねぇ。俺たちは今年を勝負の年にすると言った。デカい会場でやるだけではなく、選手一人一人が今日が勝負だという気持ちを忘れないで1年間い続ける。紙テープ、横断幕、声出しもOKになりました。これで、皆さんと俺たちガンプロが一体となって大会を盛り上げることができると思います」と締めくくった。