松本潤らチーム家康が取材会「魅力あふれる家康が生まれつつある」大河ドラマ『どうする家康』

大高城のセットで取材会のために撮影された写真。桶狭間の戦いの裏で、家康(松平元康)たちは、敵軍に包囲された大高城に兵糧入れを強行する NHK提供

 2023年の大河ドラマ『どうする家康』の主要キャストが1日、名古屋で取材会を開き、主演の松本潤を筆頭に、大森南朋、山田裕貴、松重豊のチーム家康こと家康と家臣団が出席し、スタートした撮影や作品への思いを語った。

 現在、名古屋で撮影中で、気温40度超の酷暑の中で、タイトル通りに“どうする家康”と家康が決断を迫られる場面を撮影しているという。

「非常に有意義な刺激的な時間を過ごさせていただいてます」と、松本。「撮影に入る前は、僕は大河ドラマに出るのも初めてですし、徳川家康公を演じさせていただくことも初めてなので、右も左も分からない中で不安なことも多々あったんですが、実際に現場に入って皆さんと一緒にお芝居をさせていただくと非常に充実した時間ですし、何より毎日笑いが絶えない現場で毎日楽しく過ごせているので本当にうれしく思ってます」

主人公・徳川家康を演じる松本潤(NHK提供)


 演じる家康は「か弱いプリンス、力も何もない人」と松本。殺陣やアクションのシーンにもそうした人物像が反映されているという。

「わざと弱くやっているというわけではなく、戦い方を知らないとか、やろうとしてるんだけどうまくいかないみたいな。抜け感が悪い、憤ってる感じをうまく表現できたらと思ってやってます」

 松重も「僕は裏切る(役だ)から言えるのかもしれないけど、ここ3日間撮っている間、(松本演じる家康には)圧倒的な指導力も統率力もカリスマ性も、微塵も見えてこない(笑)。周りが何とかしてあげたくなるような魅力あふれる家康が、生まれつつあります」と、きっぱり。

 大森も、「今までに見たことのない松本潤を一番最前線で見ている。皆さんもこう期待」と話す。

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